さらりっち(MMD)

ニコニコのブロマガから移動。MMD関連の独り言。

はじめてのMMD2・モーフ調整

こんにちは、さりりです。
前回からだいぶ時間がたってますが、適当超初心者向け話その2です。

説明はなるべくMMDとPMDeditorだけでやっていこうと思います。(有志の方々がいろんなツールを作ってくださっているので、それらを使えばもっと楽にできます)

今回はモーフ調整の話です。

◆配布されている表情モーションを読み込ませたけど、モデルに合わせてモーフの大きさを変えたい・いちいち調整するのが面倒くさいので一括でやりたい!

このモデルではモーフが綺麗に反映されるけど、別のモデルではなんだか変だな? なんて事があると思います。
これはモデルによって、モデラーさんが調整した各モーフが違うためです。

私がMMDを弄ってて一番気になる部分で例をあげようと思います。
今回はhana式プロイセンさんとままま式あぴミクさんを使用させていただきました。

例えば、お借りしたリップモーションによっては、「あ」「い」「う」「え」「お」を組み合わせて使っていたり、さらに別の表情と組み合わせたりしているものがあります。
モーフ単体では綺麗でも組み合わせると崩れてしまう場合があります。
(これは配布している方の使用したモデルさんによってかなり違う為です)



あぴミクさんの「あ」単体です。かわいい。



「あ」+「え」をめいっぱいかけた時の表示です。
やっぱりとてもかわいいです。

ですがこれをhana式プロイセンにもってくると……



かなり口が開いてしまって怖いです。私の嫁が大変だ!
hana式プロイセンはモーフをがっちりかけると変化が大きいです。
なので、モーフを小さめに変更します。



変更したいモーフを選択した後、「編集」→「表情大きさ補正」を選びます。



選択した部分を一括調整できます。私はいつも*0.6~*0.8くらいかけています。



0.7でかけると、各モーフの変化が元の7割に減るので、口の大きさが無理のない範囲になりました。

表情モーフに登録されているものは「表情大きさ補正」で一括調整できます。
目線の動きが大きくて白目を剥いてしまう場合は、「両目」ボーンを選択して「ボーンフレーム位置角度補正」で調整してみてください。


薄笑いとか



表情でよくちょっと薄笑いさせてみたくなることがありますが、このまま「笑い」モーフをかけっぱなしだと、まばたきしたときに……



目が大変なことになります。

これは一括調整しても対処はむずかしいので



気になるところだけでも、目を閉じる時に一回「笑い」を解除すると綺麗にまばたきしてくれます。

ウィンク



モデルさんによってウィンクが逆な事に最近気づきました。
あにまさ式ミクさん、Tda式ミクさん(改変デフォ服)をお借りしました。

ウィンクが大事なモーションの場合は気を付けたほうがいいかも?




という感じでモーフで気になったことを書いてみました。

次回のお題は未定。

はじめてのMMD1・カメラ位置調整

こんにちは、さりりです。
適当に超初心者向けの話を書いていこうかなと思い立ちました。
説明はなるべくMMDとPMDeditorだけでやっていこうと思います。(有志の方々がいろんなツールを作ってくださっているので、それらを使えばもっと楽にできます)

今回はカメラの位置調整の話です。

◆配布されているカメラを読み込ませたけど位置がずれている・いちいち調整するのが面倒くさい!

これはモデルによって身長差がある為です。とりあえず最低限、カメラから顔が見切れない位置に一括で調整したいと思います。

◆2022年4月17日追記◆
こちらの記事の通りやるとカメラが床の下にまわってしまう、という意見をみかけました。
取り急ぎ原因と思われる部分をまとめました。
https://twitter.com/kari_sak/status/1515645305169256455



今回はこちらで配布しているナユタン星人様のエイリアンエイリアン用(ダンスモーション作成・ペンギン怪獣様)に配布されているカメラモーションを使用しようと思います。



使用するモデルはこちら。




元のカメラ作成時に使ったモデルは右のkanaha式イギリスの改造モデル(衣装:すいか様、アレン・ベルル様)、この身長のモデル用に作ったカメラを左のままま式あぴミクさん用に変更しようと思います。結構身長差ありますね。




元のモデルだと顔のアップはこのような位置になるのですが、ままま式あぴミクさんにカメラを適用すると……



見えません。
これではあぴミクさんのかわいい顔が見られなくてがっかりです。

そこでMMDの機能で調整します。

カメラモーションを読み込ませた後、カメラフレームが全て選択されている状態にします。
読み込ませると全て選択されている状態に自動的になります。
選択が解除されてしまっていたら、「編集」から「カメラフレームすべて選択」を選んで選択してください。



カメラが全選択されている状態で、「編集」から「カメラフレーム位置角度調整」を選んで小窓を出して、カメラ中心のYの数字を弄ります。

元のカメラが男性用の場合は、女性用に変換するときは数値を小さくします。
逆に女性用の場合は、大きくします。
kanaha式イギリス→ままま式あぴミクの場合、0.815くらいでだいたい丁度良くなります。

OKを押して、再生して確認します。



カメラから見切れていたあぴミクさんがカメラ内に収まるようになりました。
かわいい!

この方法だと位置Yしか補正をかけていないので、回転させたりしている場面だとずれます。
そこは手動で調整を入れたり、他の数値も弄って微調整してみてください。
もちろんキーフレームを一つ一つ調整するのが一番綺麗に調整できるのですが……。


とにかくカメラから見切れないようにしたい! という方は是非試してみてください~!


次回は多分、モーフ調整の話。
プロフィール
名前:さりり(サカクラ)
絵描いたりモデリングしたり

全年齢絵置き場
R18絵置き場
MMD・モデル配布

Twitter
pixiv

コラボやゲストのご依頼等はツイッターのDMでどうぞ

お仕事等連絡先(★を@に)
sakakura_ni3★live.jp